食堂「急行」存続、ファン安堵。

今日は「名物食堂」に関する話題を一つ。JR江差線と津軽海峡線の分岐駅「木古内駅」の前にある老舗食堂「駅前飯店 急行」が、北海道新幹線新木古内駅整備のため来年の6月にも町内の別の場所に移転するとのことである。食堂「急行」は、昭和33年に開業。名前のいわれは、いつの日か木古内駅にも急行列車が止まることを願って名付けたそうだ。これは後に願いが叶って、江差線に「急行えさし」、松前線(廃線)に「急行松前」が運行されて実現したのである。駅前にあるので一部鉄道ファンには昔から人気があり、一時閉店の噂もあったが現店舗から200㍍離れた所に移転するとのことで、ファンは店の存続に安堵。店内には懐かしい昭和の雰囲気が漂い、現在のメニューは「名物・焼きそば(大盛り&並盛り)」のみであり、味も開店以来変わっていない。近頃は、平成26年春に廃止予定の「江差線」の写真撮影に訪れる鉄道ファンで賑わっているそうだ。私もかなり前に食べた記憶があるが、来年は「江差線」に乗り、ついでに食堂「急行」で「焼きそば」を食べる計画をたてている。

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