〔マイコレクション292 国鉄松前線渡島福島駅「さようなら列車セレモニーカラー写真」〕

今回紹介する古いカラー写真は、昭和63年1月31日の「国鉄松前線渡島福島駅」での「さようなら列車セレモニー」の「カラー写真」である。この「臨時列車」は、当日、午前9時23分函館駅を出発、正午前松前駅に到着、駅前で「さようならセレモニー」が行なわれ、午後2時38分松前駅を出発した。途中、沿線各町の駅(渡島福島駅・渡島知内駅・木古内駅)でそれぞれ「「さようならセレモニー」が行なわれ、函館駅に向かったのである。「国鉄松前線」はこの日、昭和28年11月の全線開通以来、35年にわたる歴史にピリオドを打ったのである。ちなみにこの「渡島福島駅」は、戦争中の昭和17年11月1日に開業した駅で、廃止時点では、島式ホーム片面使用の1面1線を有していたが、かつては、島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な職員配置駅で、昭和55年までは急行「まつまえ」も停車した比較的大きな駅であった。駅舎は古い木造駅舎で、屋根は津軽海峡からの海風によりサビだらけであった。

●国鉄松前線渡島福島駅での「さようなら列車セレモニーカラー写真」
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