“殿様街道”に残る「旧国鉄松前線鉄橋」。
続いては、「殿様街道に残る旧国鉄松前線鉄橋」の話題を一つ。私が現役時代36年間住んでいた渡島管内福島町には、江戸時代、松前(松前町)と箱館(函館市)を結んだ27里(106㌔)の街道のうち、一部がほぼ当時の状態で残っている。この街道は、北海道の名付け親松浦武四郎や間宮海峡を発見した間宮林蔵、精密な日本の沿岸地図を完成させた伊能忠敬らが歩いたとされてる。地元ではこの歴史を後世に伝えるため“殿様街道”として整備を進め、毎年2回春と秋に、一般の人を対象にした『殿様街道探訪ウオーク』というイベントを開催している。この街道の途中にあるのが、昭和63年2月1日をもって廃止された「旧国鉄松前線」の「鉄橋」である。「鉄橋」はほぼ当時のまま残っているので、「旧国鉄松前線」に興味のある方は、ぜひ参加してみては―。
●当時のまま残っている「旧国鉄松前線鉄橋」を歩くイベント参加者たち
●当時のまま残っている「旧国鉄松前線鉄橋」を歩くイベント参加者たち
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