198 北海道南部の主要駅「JR木古内駅」。

「JR木古内駅」は、北海道南部の木古内町にある駅で、北海道新幹線は〈はやぶさ&はやて〉合計13本のうち、8往復16本が停車する。また、当駅では上下の貨物列車が交換を行っており、下り貨物列車の大半が当駅に運転停車する。在来線は道南いさりび鉄道線、新幹線は北海道新幹線を所属線としており、これらに津軽海峡線を加えた3路線が乗り入れている。また当駅は、線路名称上での道南いさりび鉄道線・津軽海峡線の終点であるが、津軽海峡線には定期旅客列車の運行はなく、貨物列車と団体臨時列車のみの運行となっている。道南いさりび鉄道線の旅客列車は、すべて気動車による普通列車として当駅以東でのみ運行される。津軽海峡線を走行する列車は、当駅で“自動列車保安装置”をATS‐SN形とDS‐ATCの間で切り替える。またかつては、〈松前線(昭和63年2月1日廃止)〉や〈江差線(平成26年5月12日廃止)〉の分岐駅であり、昔から鉄道交通の要地であったことは間違いない。

●国鉄・JR時代の「木古内駅」
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●現在の「木古内駅」
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●かつての分岐線(左側には松前線、真ん中には現在の津軽海峡線、右側には江差線があった)
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