220 函館機関区木古内支区。
現在、北海道新幹線の北海道最初の駅として、また、第三セクター・道南いさりび鉄道の発着駅として、重要な位置を占めているのが「木古内駅」である。ここにはかつて、旧江差線と旧松前線の分岐駅だった関係で、昭和12年3月10日、「函館機関区木古内支区」が開設され、C11形蒸気機関車8両が配置されていた。戦後は国鉄となり、昭和36年4月現在の〈国鉄函館機関区木古内支区機関車配置表〉をみると、〔C11形229号機・C58形126号機・同406号機・同407号機・同411号機・同417号機〕の計6両が配置されていた。しかし、国鉄の無煙化計画により、昭和36年8月1日をもってこの「国鉄函館機関区木古内支区」は廃止となったのである。
●函館駅を出発する国鉄函館機関区木古内支区所属の「C58形蒸気機関車126号機」
●函館駅を出発する国鉄函館機関区木古内支区所属の「C58形蒸気機関車126号機」
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