284 〈懐かしの分岐駅⑦〉「標茶駅」。

JR釧網本線の「標茶駅」は、かつて〔標津線(平成元年4月30日廃止・標茶(中標津)―根室標津(厚床)間・116.9㌔)〕が分岐していた駅である。その歴史は古く、昭和2年9月15日、国有鉄道の終着駅として開業した一般駅である。同時に浜釧路機関庫標茶駐泊所が設置された。その後、昭和11年10月29日、計根別線(後の標津線)が開業し、翌昭和12年10月30日に標茶駐泊ま所が釧路機関区標茶支区となった。駅構造は、単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線を有する地上駅である。ただし、現在3番乗り場は定期列車の発着がなく使用されていない。かつては、副本線や貨物ホーム等の多くの側線を有していた。また、ホーム間の移動は跨線橋を使う。標津線の廃止前は、2・3番乗り場から“中標津―根室標津方面”の列車が発着しており、3番乗り場(旧4番線)は標津線の本線として使用されていた。そのホーム上には、標津線の接続駅の証となっているSLの形をした木製のオブジェが現在も残っている。

●国鉄時代の「標茶駅」標津線ホーム
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