道南いさりび鉄道「急行形車両塗色」で運用開始。

今日は、「道南いさりび鉄道“急行形車両塗色”で運用開始」の話題を一つ。道南いさりび鉄道では、保有するキハ40形気動車9両のうち1両(キハ40-1798号機)が、このたびの定期検査の後、旧国鉄時代の懐かしい「急行形車両塗色」で運用開始する。

○塗色説明
旧国鉄時代に登場したキハ56・キハ27と呼ばれる急行形気動車の塗色は、旧江差線(平成26年5月12日廃止)や旧松前線(昭和63年2月1日廃止)等をはじめ、かつて北海道内各地で急行列車や普通列車で活躍していた車両の塗色である。なお、旧国鉄時代やJR時代では実際に、このキハ40形車両にこの塗色は採用されていないが、今回はその懐かしい面影を見てもらおうと、当社所有のキハ40形をベースに〈クリーム4号と赤11号〉と呼ばれる塗り分けで登場する。ちなみに、当時を完全に再現するものではないので、ご了承願いたい。
○塗色採用理由
この色の列車で通勤・通学や旅行をした等、沿線に住んでいる方をはじめ、日本全国に『懐かしい―』と思われる方が多くいると思われるので、その懐かしき青春時代を再度謳歌してもらおうと思っている。さらには親から子、子から孫へ、新たに鉄道に親しむきっかけとして、家族の会話を弾ませてほしいと思っている。また、当塗色は現在運行中の旧国鉄首都圏色(キハ40-1807)と共に、全国に根強いファンも多く、乗るもよし、撮るもよし、当社沿線地域来訪のきっかけ作りの一助として、懐かしい塗色第2弾として採用したのである。
○運行開始
3月17日(日) 函館発14:04上磯行きより
○記念乗車証配布
3月17日(日)の函館発15:16木古内行きおよび木古内発16:32函館行きの“上磯―茂辺地間”で配布
○その他
当車両は通常の定期列車として運用され、通常の料金で利用できる

●復活塗色車両イメージ
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