〔〈Nゲージジオラマ〉国鉄山下線の現況〕懐かしの急行「えさし」登場。

北海道の山間のローカル線・国鉄山下線に、懐かしの急行「えさし」が登場した。この列車は昭和35年10月1日に、毎日運行の臨時準急列車として“函館―江差間”に登場、翌昭和36年10月1日に定期列車となった。昭和38年12月1日には同一区間を運行する準急「おくしり」・同「ひやま」が運行を開始したが、昭和41年10月1日にはこれらの列車を統合して3往復の運行となった。そして昭和43年10月1日には急行列車に昇格した。ちなみに急行「えさし」は、当初は単行(1両編成)での運行だったが、昭和42年10月1日の時点では2両編成で運行されていた。また、“函館―木古内間”では“函館―松前間”(松前線直通)の準急(後に急行)「松前」を併結していたが、昭和55年10月1日に急行「松前」と共に廃止されたのである。なお、使用車種は〈キハ22形気動車〉であった。

●懐かしの急行「えさし」①PA130295.JPG
●懐かしの急行「えさし」②PA130296.JPG
●懐かしの急行「えさし」③PA130297.JPG
●懐かしの急行「えさし」④PA130294.JPG

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