355 北島三郎記念館の「実物大汽車通学ジオラマ」。
平成14年12月23日、日本演歌の大御所・北島三郎の「北島三郎記念館」が函館市内のウイニングホール1階~3階にかけて開館した。中は、3フロア構成となっており、1階がエントランスおよびグッズショップ、2階が出生から現在にいたるまでの半生とディスコグラフィを歴史別に綴った「ヒストリーゾーン」、3階が代表曲のひとつである“まつり”の特別公演のフィナーレの臨場感を可能な限り機械で再現する「シアターゾーン」と等身大のブロンズ像を設置していて、北島三郎の魅力を余すところなく満喫できる構成となっている。北島三郎は、知内村(現知内町)の出身で、地元の中学校を卒業し、道立函館西高校に3年間汽車通学したのである。当時の「国鉄松前線時刻表」を見ると、渡島知内駅朝一番の午前4時半頃発の列車に乗り、函館駅には午前7時頃着く約2時間半の汽車通学であった。この汽車通学風景を実物大ジオラマで再現したのが、2階の「ヒストリーゾーン」にある。全国の北島三郎ファンの皆さんはもちろんのこと、鉄道ファンの皆さんも、ぜひ一度見学しに来ませんか。
●「北島三郎記念館」が入っているウイニングホール
●ヒストリーゾーンにある「実物大汽車通学ジオラマ」①(渡島知内駅と駅名標)
●ヒストリーゾーンにある「実物大汽車通学ジオラマ」②(学生帽をかぶって座っているのが北島三郎少年)
●「北島三郎記念館」が入っているウイニングホール

●ヒストリーゾーンにある「実物大汽車通学ジオラマ」①(渡島知内駅と駅名標)

●ヒストリーゾーンにある「実物大汽車通学ジオラマ」②(学生帽をかぶって座っているのが北島三郎少年)

この記事へのコメント