【今日は何の日?シリーズ①~国鉄広尾線廃止~】

「国鉄広尾線」は、昭和4年から昭和7年にかけて開業した路線で、“帯広―広尾間”(84km)を結んでいた。この路線は、帯広駅で根室本線から分岐し、十勝平野を南下して広尾駅に至る路線であったが、国鉄再建法の制定により昭和59年に第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化直前の昭和62年2月2日に廃止されたのが、今から38年前の今日である。ちなみにこの路線が全国的に有名になったのは、“愛国駅―幸福駅間”の切符が『愛の国から幸福へ』として大人気となり、一連の縁起切符ブームの火付け役となり、昭和56年度の営業成績は、80%がこの切符の売り上げであったという。

●国鉄広尾線を走る「さよなら列車」DSC_0206.JPG
●「愛国―幸福」のレプリカサボP8172650.JPG

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